2019年6月の例会報告

日時 6月16日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240

研修時間  9時40分から16時55分まで

研修内容
午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(28) 八正神明論(26) 進行:小林先生
10:45 治験発表 発表:橋上先生
11:05 休憩
11:10 基礎講義 「第1章 漢方医学の基本概念 第5項虚実と補瀉~第6項邪正論と精気神論」 発表:中川先生 司会:山森先生

12:00 昼食

午後
<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 取穴 手少陰心経
14:00 脈診修練
14:30 小里方式(前半) 
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

◆挨拶 小林先生

朝の挨拶2019年6月

朝の挨拶2019年6月


 自身の近況報告に始まり、開業30年にして、東洋はり医学会の重鎮であった柳下登志夫先生の「鍼は刺すものではなく引くもの」の意味がわかってきたこと、治療に当たっては三点セットを確認することが大切であることを述べ、最後に、最近の本部の学術について、皆が共有できるように整理してほしいとの希望を述べて話を結びました。

◆素問輪読(28) 八正神明論(26) 進行:小林先生
 フロアの先生達に本文を読んでもらいながら、自らの臨床経験を披瀝しつつのわかりやすい講義でした。
 中でも、治療家の実力が問われるのは誤治を起こしたとき、との話が印象的でした。

◆治験発表 心虚による肩背部のこりの一症例

治験発表2019年6月

治験発表2019年6月


今月は橋上先生の担当で、慢性的な肩背部のこりが証を心虚証に切り替えたことで改善した症例を発表されました。予定時間を超えて活発な質疑応答が交わされました。

◆基礎講義 「第1章 漢方医学の基本概念 第5項虚実と補瀉~第6項邪正論と精気神論」 発表:中川先生

基礎講義2019年6月

基礎講義2019年6月


 フロアの先生たちに本文を読んでもらいながら、文献を適切に引用しながらのわかりやすい講義でした。

◆実技

実技風景2019年6月(1)

実技風景2019年6月(1)

実技風景2019年6月(2)

実技風景2019年6月(2)

実技風景2019年6月(3)

実技風景2019年6月(3)

 今月は、聴講班を岸田先生が、基礎班を私が、研修班を二木、小林の両先生がそれぞれ担当し、奇経治療、取穴(手少陰心経)、脈診習練、基本刺鍼、小里方式を行いました。

◆指導者研修会
例会終了後、有志で指導者研修会を行いました。

2019年5月の例会報告

日時 5月19日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容 
午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(27) 血気形志篇(24) 進行:山森先生
10:45 治験発表 発表:岸田先生
11:05 休憩
11:10 基礎講義 「第1章 漢方医学の基本概念 第1項陰陽論~第2項五行論」 発表:藤崎先生 司会:岸田先生
12:00 昼食

午後
<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 取穴 足太陰脾経
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半) 
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

朝の挨拶

朝の挨拶2019年5月

朝の挨拶2019年5月

朝の挨拶は二木先生でした。令和初めての例会であることから始まり、世界情勢や日産、アップル、そして現在の漢方鍼医会の事について話されました。

素問輪読

素問輪読2019年5月

素問輪読2019年5月

素問輪読は血気形志篇(24)と宝命全形論(25)を山森先生が担当されました。
どちらの篇も会員が順番に読んでいき、適宜区切りを入れて、山森先生が解説や自分の臨床経験を話されました。

治験発表

治験発表2019年5月

治験発表2019年5月

治験発表は私、岸田が担当し、「寝違いによる頸肩部痛の一症例」として発表しました。
初回のドーゼオーバーによって一時悪化させてしまった後に治癒した症例で、発表後は活発な質疑応答がありました。

基礎講義

基礎講義2019年5月

基礎講義2019年5月

基礎講義は漢方鍼医基礎講座のテキストを使い、今回からまたはじめに戻って「第1章 漢方医学の基本概念 第1項陰陽論~第2項五行論」をしました。担当は藤崎先生、司会は岸田がしました。
陰陽の基本的な性質を、他の資料も使いながらわかりやすく説明をしていただき、また相撲や神社の屋根の話しなど興味深いも話しもあり、楽しく受けることができました。五行も同様に基本的な性質の説明をわかりやすく説明していただきました。
 
実技

実技2019年5月

実技2019年5月

実技は聴講班、基礎班、研修班の3つに分かれ、それぞれの内容に従って研修を行いました。

担当;岸田美由紀

2019年4月の例会報告

日時 4月21日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで
10:00 総会
10:30南谷旺伯先生の講演、実技公開
12:30 昼食
<研修班>13:00~16:40
13:30 奇経治療
14:00 脉診修練
14:30 基本刺鍼
15:00 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

今月は年度初めの例会ですので、総会から始まりました。
事業報告、会計報告、今年度の事業報告、予算報告、役員選出と進み順調に終わりました。

総会2019年4月

総会2019年4月

それから特別企画として岐阜在住で井上恵理先生の最後の内弟子として知られる南谷旺白先生の講演実技公開が行われました。ご高名な先生ですので、名古屋や神戸等遠方からも聴講に来られた方もおられました。
井上恵理先生は岡部素道先生、竹山晋一郎先生らと共に“経絡治療”という言葉を創唱された方です。
井上先生の元で修行された頃の様子や、ご自身の治療スタイル“散ずる鍼”の生まれたきっかけ等を話されました。
今の時代とは違って鍼灸についての理論、言葉の定義等がまだまだ確立されていなかった様で、本当に苦心しながら技術を習得された事がよくわかるお話でした。また南谷先生は参加者一人一人に自分の手技を実際にやってみせて下さいました。
その後参加者からの質疑応答が行われました。

続いて実技公開でした
モデル患者に腰痛がある石田先生が選ばれ、問診、手技を見せて下さいました。
非常に軽やかで全く鍼を刺さない不思議な感じのする治療でした。
治療後腰痛も軽くなったようでした。
刺さない鍼という意味ではテイシンと同じですが、随分と違う印象でした。
終始にこやかで楽しい雰囲気の南谷先生でした。

南谷先生講演会「未完成の散ずる鍼を尋ねて」(1)

南谷先生講演「未完成の散ずる鍼を尋ねて」(1)

南谷先生講演「未完成の散ずる鍼を尋ねて」(2)

南谷先生講演「未完成の散ずる鍼を尋ねて」(2)

南谷先生講演「未完成の散ずる鍼を尋ねて」(3)

南谷先生講演「未完成の散ずる鍼を尋ねて」(3)

南谷先生講演「未完成の散ずる鍼を尋ねて」(4)

南谷先生講演「未完成の散ずる鍼を尋ねて」(4)

昼食を挟んで実技研修を行いました。
普段とは違うメンバーの参加でいつもの実技とは違う雰囲気で多いに刺激になったと思います。

実技(1)2019年4月

実技(1)2019年4月

実技(2)2019年4月

実技(2)2019年4月

その後はお楽しみの懇親会でした。
豆腐料理のフルコースで名古屋漢方の先生方も参加されて大いに語り、盛り上がった懇親会であったと思います。

報告者 野間

2019年3月の例会報告

日時 3月17日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで

研修内容 
午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 今年度の学術を振り返って 司会:岸田先生
10:45 治験発表 発表:小林先生
11:05 休憩
11:10 基礎講義 「第8章 各臓の病症と治療 第4項肝の病症と治療~第5項腎の病症と治療」 発表:藤崎先生 司会:野間先生

12:00 昼食

午後
<研修班>
13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 取穴 足陽明胃経
14:00 脈診修練
14:30 小里方式(前半) 
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

  ◆挨拶 二木先生

朝の挨拶2019年3月

朝の挨拶2019年3月


まず近況として、アマゾン・エコーで音楽やラジコが聞けるようになったので有線放送を解約したこと、昨年12月の治験発表のその後として、症状の増悪は多少ありつつも漸次回復に向かっていること、最後に問診で患者の話を鵜呑みにしてはいけないが、患者を乗せるような問診をしなくてはならないとして挨拶を結びました。

  ◆今年度の学術を振り返って 岸田先生

今年度の学術を振り返って2019年3月

今年度の学術を振り返って2019年3月


今年度の学術につき会員から意見を出してもらいました。概ね賛同されつつも、多くの提案、要望が出され、活発な意見交換がなされました。

  ◆治験発表 小林先生

治験発表2019年3月

治験発表2019年3月


「亀裂骨折による右上腕部の痛みに対する1治験」と題して、約10ヶ月も続いた主訴が8回(45日)で緩解にいたった症例を発表されました。

  ◆基礎講義 藤崎先生

基礎講義2019年3月

基礎講義2019年3月


教科書から必要な箇所を選び出し、フロアの先生達から適宜助言を受けながらのわかりやすい講義でした。

  ◆実技

実技風景2019年3月

実技風景2019年3月


今月は、基礎班と研修班に分かれ、奇経治療、取穴(足陽明胃経)、脈診習練、小里方式を行いました。

  ◆指導者研修会
例会終了後、有志で指導者研修会を行いました。

報告者:山森伸樹

2019年2月の例会報告

日時 2月17日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240

研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容
午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 臨床あれこれ 発表:岸田先生、司会;山森先生
10:30 症例検討&実演 テーマ「腰痛」 司会:山森先生
12:00 昼食

午後
<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 脈診修練
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会

朝の挨拶

朝の挨拶2019年2月

朝の挨拶2019年2月

いつもは会長と副会長が交代で朝の挨拶をしていますが、今月は2人とも不在のため山森先生が臨時で話をされました。フィギュアスケートの宇野昌磨選手の話から始まり、その後は奇経脈診の話しをされました。
奇経脈診についての話は、普段の脈診とは異なり非常に興味深い話でした。

臨床あれこれ

臨床あれこれ2019年2月

臨床あれこれ2019年2月

臨床あれこれは私、岸田が臨床で普段している治療について話しました。はじめに治療の考え方をイメージを使って説明し、その後、実際の治療の手順を話していきました。

症例検討&実演
症例検討&実演は、腰痛をテーマとしていましたが、例会の前の週に事故に遭い左足を負傷した先生がおられましたので、テーマを変えて行いました。
負傷した先生から話を聞き、さまざまな診察をしながら進めていきました。

実技

実技風景2019年2月

実技風景2019年2月

はじめに行った奇経治療では、朝の挨拶で話されていた奇経脈診も診ながら進めていきました。教えていただきながら診ると確かに話されたとおりの脈状があり、また脈診の奥深さに気づかされました。
小里方式では、臨床あれこれで話した治療を試し、どのようになるか確認していきました。

今月はさまざまな事情が重なり、人数が少ない中での例会でしたが、非常に内容の濃い研修ができました。

内容に興味をお持ちになられましたら、録音データを販売しておりますので、よろしければお求めください。
聴講の参加は随時受け付けております。こちらからどうぞ。

報告者:岸田美由紀

2019年1月の例会報告

日時 1月20日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240

研修時間  9時40分から16時55分まで

研修内容

午前
 9:40 出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(26) 宣明五気篇(23) 進行:北村先生
10:45 治験発表 発表:山森先生
11:05 休憩
11:10 基礎講義 「第8章 各臓の病症と治療 第1項肺の病症と治療~第3項脾の病症と治療」 発表:野間先生 司会:岸田先生

12:00 昼食

午後
<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 取穴 手陽明大腸経
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半) 
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

<基礎班>13:00~16:40
基礎班は基礎的な知識・実技を修得し、自ら証を立て治療ができるようになるの
が目的です。研修班より基礎的実技に重点を置き指導します。

1.取穴と臨床的自然体(足少陽胆経の五行穴、原穴、絡穴、げき穴)
2.基本刺鍼 衛気の手法と営気の手法
3.脈診修練
4.小里方式

<聴講班>13:00~16:40
聴講班は基本的実技のしかたと本会の実技紹介をするのが目的です。
以下の内容を丁寧に指導し、最後に鍼の効果が体験できるモデル治療をします。

1.基本姿勢
2.取穴と臨床的自然体(経穴は2穴ぐらいまで)
3.基本刺鍼(衛気の手法と営気の手法)
4.脈診のしかた(手の置き方・脈位の配当・脈の診方、菽法脈診の紹介など)
5.腹診のしかた(腹診の配当部位、腹診の診方など)
6.その他診察法の説明 望診、聞診、問診、体表観察など
7.モデル治療

17時より新年会

挨拶:二木先生

朝の挨拶2019年1月

朝の挨拶2019年1月


新年の挨拶に始まり、不問診、脈診についての話題でした。
点字の読み方を例にされて点字を読むには前後の点の配列を見ながら全体を見ながら読んで行く様に、脈診も
浮沈、総按、単按等広い範囲から診て行く事が必要との説明でした。
二木先生の不問診は「脈を診ながら頭の中で脈図を3D,4Dで描いている」とも説明されました。
また、研修会で得た事をすぐに臨床で実行する事の大切さを説かれました。

素問輪読(26) 宣明五気篇(23) 進行:北村先生

素問輪読2019年1月

素問輪読2019年1月


五入、五病、五并(へい)、五悪等、臓と臓に関係する事柄の説明をされました。
”肺は寒を悪み、腎は燥を悪む”という素問の記述が五行の五悪の肺は燥、腎は寒と矛盾しているのでは?
との疑問を示されましたがフロアの先生の助けを借りながらどちらも矛盾していない事を説明されました。

治験発表

治験発表2019年1月

治験発表2019年1月


発表は山森先生でした

外側上顆炎、いわゆるテニス肘で整形外科でステロイド注射でも良くならない方の症例でした。
脈診と切診から肺虚肝実症で治療、奇経治療も合わせて実施して治癒に向かっている旨報告されました。
この発表を通して少数穴で鍼を刺さないテイシン治療の素晴らしさを訴えられました。

基礎講義 「第8章 各臓の病症と治療 第1項肺の病症と治療~第3項脾の病症と治療」 発表:野間

基礎講義2019年1月

基礎講義2019年1月


寒い季節ですので肺の病症をメインに話しました。
肺虚陽実、肺虚陽虚、心虚陽虚、腎虚心実等この時期や鍼灸院に来院しそうな症を中心に話しました。
また肺や心の病症から来る鬱症状の治療に使われている擦過鍼の紹介もしました。

実技

実技風景2019年1月

実技風景2019年1月


今月は基礎班・研修班合同で、奇経治療、大腸経取穴、脈診習練、小里方式を行いました。
基礎班は治療室例会でやったように基本的に一人で標治法まで行ったとの事で、特に勉強になったようです。

その後の懇親会では美味しいお酒を頂きながら普段話せない事も話せて有益な時間であったと思います

報告 野間

2018年12月の例会報告

日時 12月16日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで

研修内容
午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(25) 『素問』蔵気法時論(22) 進行:津田先生
10:45 治験発表 発表:二木先生
11:05 休憩
11:10 基礎講義 「第7章 選穴法」 発表:原先生 司会:岸田先生
12:00 昼食

<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 取穴 手太陰肺経
14:00 脈診修練
14:30 小里方式(前半) 
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

挨拶:二木先生

朝の挨拶2018年12月

朝の挨拶2018年12月


11月に開催された「伝統鍼灸学会」に参加した話に始まり、介助を引き受けてくれた2人の先生との話の中で、自分がこれまで「自分が受けたいと思う治療を実現する」ことに拘ってきたことに気づいたという話を経て、10月に発症した左上腕骨亀裂骨折の経過を話し、最後に、自分がこれまで培ってきたものをどうやって後進に伝えていくべきかを考えていると言うことで挨拶を結びました。

素問輪読(25) 『素問』蔵気法時論(22) 進行:津田先生

素問輪読2018年12月

素問輪読2018年12月


五臓の働きや病気の消長を相剋関係によって説明した論です。原文や本会テキストなどを適宜引用しながらのわかりやすい講義でした。

治験発表 「十二指腸潰瘍」 発表:二木先生

治験発表2018年12月

治験発表2018年12月


強い胸焼けと倦怠感を訴える28歳女性の症例。13回治療して症状は改善するも、患者側の食欲コントロールが度々失敗したために今一歩のところで治しきれないという症例でした。

基礎講義 「第7章 選穴法」 発表:原先生

基礎講義2018年12月

基礎講義2018年12月


多様な選穴法の中から、本会の現状と自らの臨床経験に基づいてのわかりやすい講義でした。

実技

実技風景2018年12月

実技風景2018年12月


今月は基礎班・研修班合同で、奇経治療、取穴、脈診習練、小里方式を行いました。

指導者研修会
例会終了後、有志で指導者研修会を行いました。

報告者:山森伸樹

2018年11月の例会報告

日時 11月18日(第3日曜日)
場所 脈診流にき鍼灸院
℡0749-26-4500

研修内容
10時00分 治療室紹介(希望者のみ)
10時30分 会務報告
骨折の触診と脈状の確認、中尾先生による自然体修練 取穴修練
12時00分 昼食
13時00分 小里方式(前半)
15時00分 休憩
15時20分 小里方式(後半)
16時30分 治療室例会終了

懇親会

 今月は毎年恒例、彦根のにき鍼灸をお借りしての治療室例会でした。
 この度の治療室例会、2つのトピックがありました。
 1つ目は骨折の触診と脈状確認です。これは二木先生が上腕骨の亀裂骨折を起こしていた為、実際に触って確認してもらうというものでした。
 2つ目はいつも行う小里方式による治療の修練ですが、二木先生発案の今回は本治法から標治法までアドバイスを受けずに最後まで一人で最後までやり遂げるという試みです。

◎左上腕骨の亀裂骨折の触診
 骨折をしている二木先生にベッドに上がって頂き皆で確認しました。骨折部の表面の皮膚の違いが微妙で、確認しづらい先生もおられました。骨折をすると脈も両寸口部が堅くなるという特徴がありますが、実際に確認出来て参加者は非常に参考になったと思います。

◎中尾先生による自然体修練
 武道をされている中尾先生がまず自然体の取り方を指導して下さいました。
 「湧泉から身体の邪が抜けて行くようイメージしながら呼吸して下さい」等様々な表現を用いながら皆が自然体を取れるよう時間をかけて指導されました。
 また丹田を意識するにあたり自分の重心がどこにあるか理解出来るように様に、壁に体重を預けた姿勢を取って具体的な重心の位置を一人一人に教えて頂きました。
 姿勢と重心の指導は私も初めてでしたが参加された先生方も参考になったと思います。

◎取穴修練
 自然体の後は取穴修練でした自然体を意識しながらより良い取穴を目指しました。

午後からはモデル患者を立てて実際の治療のように実技を行う小里方式による実技を行いました。

治療室例会2018年11月(1)

治療室例会2018年11月(1)


治療室例会2018年11月(2)

治療室例会2018年11月(2)


治療室例会2018年11月(3)

治療室例会2018年11月(3)

この日の実技は新しい試みでした。
 4班に分かれて行いました。
 リーダー一人を含む3人から4人が一つの班になって小里を行うのですが、基本的に施術者はリーダーからアドバイスなしで本治法から標治法まで最後まで一人で最後までやり遂げるというものです。私は骨折されている二木先生の治療を行いました。
 緊張から腹、肩、脈の確認をするという3点セットを忘れたり、初め本治法では太白一穴で終わらせたら良いかと思いましたがハリをした後不安になってしばらくして脈を診るとまだ表面にショク脈を触れたのでこのままではいけないと思い胆経をあちこち軽擦して陽陵泉にハリをしたりと、冷や汗をかきながらの本治法でした。
 標治法ではあらかじめ骨折部に瀉法鍼をしてローラーをかけるというのは知っていましたので躊躇なく実施出来ました。

前半と後半に分かれて実技を行いましたがどの班でもいつもとは違う緊張感が漂っていたと思います。実技が終わってドッと疲れましたが非常に良い試みであったと思います。

その後近くの中華料理店にて懇親会を行いました。
今日の実技が終わった安ど感から非常においしいビールを飲めました。

報告者 野間

2018年10月の例会報告

日時 10月21日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(202号室)
電話番号077‐562‐9240

研修時間 9時40分から16時55分まで
研修内容 
午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 臨床あれこれ 発表:山森先生、司会:岸田先生
10:30 症例検討&実演 テーマ「五十肩」 司会:岸田先生

12:00 昼食

午後13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 取穴 足厥陰肝経
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

朝の挨拶

朝の挨拶2018年10月

朝の挨拶2018年10月


朝の挨拶は小林先生でした。まず季節の話しから始まり、最近起きた治療院前の道で車の事故があったこと。本庶 佑さんが話された「教科書に書いてあることを全部信じてはいけない。」という言葉を受けて、私たち鍼灸師にとっては素問・霊枢・難経など古典に書かれた事柄を鵜呑みにするのではなく、臨床を通してしっかり検討しながら用いることが大切だと話されました。最後に、先月、二木先生が公開した陰陽調和の鍼を試された話しをされました。

臨床あれこれ

臨床あれこれ2018年10月

臨床あれこれ2018年10月


臨床あれこれは山森先生でした。はじめにスペインでセミナーを開催したときに経験したホテルでの笑い話から始まりました。その後、奇経治療再考と言うことで、滋賀では行われていない木戸正雄先生の天地人治療の中で紹介されている奇経治療について説明と症例を話されました。八総穴以外を使った。非常に興味のあるお話でした。

症例検討&実演「五十肩」

症例&検討「五十肩」(1)2018年10月

症例&検討「五十肩」(1)2018年10月


症例&検討「五十肩」(2)2018年10月

症例&検討「五十肩」(2)2018年10月


症例&検討「五十肩」(3)2018年10月

症例&検討「五十肩」(3)2018年10月


今年度2回目の症例検討&実演は「五十肩」がテーマでした。前半は質問や互いの経験を話しながら進められました。後半は二木先生が中心になって、肩関節の亜脱臼の診方と整復の仕方、瀉法鍼を使っての治療を実際に試しながら行いました。

実技

実技風景(1)2018年10月

実技風景(1)2018年10月


実技風景(2)2018年10月

実技風景(2)2018年10月


実技は、奇経治療、取穴、基本刺鍼の基礎実技の後、小里方式は基礎班、研修班合同で行いました。

内容に興味をお持ちになられましたら、録音データを販売しておりますので、よろしければお求めください。
聴講の参加は随時受け付けております。こちらからどうぞ。

報告者:岸田美由紀

2018年9月の例会報告

日時 9月16日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(302号室)
電話番号077‐562‐9240

研修時間  9時40分から16時55分まで

研修内容
午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(24) 経脈別論篇(21) 進行:中川先生
10:45 治験発表「熱中症の一治験」 発表:岸田先生
11:05 休憩
11:10 基礎講義 「第6章治療の実際第1項 証の決定~第3項 治療の手順」 発表:中尾先生 司会:岸田先生

12:00 昼食

午後
<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 脈診修練
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半) 
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

挨拶 二木先生

朝の挨拶2018年9月

朝の挨拶2018年9月


8月の夏期研参加への謝辞に始まり、台風21号や北海道中部地震などの時事感想、にき鍼灸院法人化を断念と続き、産後母親の死因の3割が自殺であることと、鍼灸の受療率4%の話から、技術を磨くことと研修会の意義を強調して話を結びました。

素問輪読(24) 経脈別論篇 進行:中川先生

素問輪読2018年9月

素問輪読2018年9月


一つの編の中に互いに繋がりのない論が収められていて読みにくい編ではありましたが、フロアの先生達の助けを借りながらの講義でした。

治験発表 「熱中症の一治験」 発表:岸田先生

治験発表2018年9月

治験発表2018年9月


暑邪と冷飲食によって発症した熱中症が1回の治療で治癒した症例を発表しました。今月はゲストが多かったので活発な質疑応答が行われました。

基礎講義 第6章治療の実際第1項 証の決定~第3項 治療の手順 発表:中尾先生

基礎講義2018年9月

基礎講義2018年9月


教科書に沿いつつも、難しいところはフロアの先生達の経験談を披瀝してもらいながらの講義でした。

実 技

実技風景(1)2018年9月

実技風景(1)2018年9月


実技風景(2)2018年9月

実技風景(2)2018年9月


実技風景(3)2018年9月

実技風景(3)2018年9月


聴講班を橋上先生が、基礎班を私が、研修班を二木、小林、岸田の三先生がそれぞれ担当しました。
今月は予定を少し変更し、二木先生を中心に陰陽調和の手法による標治法を研修しました。

詳しい内容を知りたい方は、録音データを販売しております。よろしければお聴きください。
聴講の参加は随時受け付けております。こちらからどうぞ。

報告者:山森伸樹