2016年12月の例会報告

日時 12月18日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容

午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(8) 「『素問』陰陽離合論(06)」進行 岸田先生
10:50 休憩
11:00 臨床あれこれ 発表:中尾先生、山森先生 司会:岸田先生
12:00 昼食

<研修班>13:00~16:40
13:00 取穴(足厥陰肝経)
13:30 脈診修練
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

朝の挨拶

朝の挨拶2016年12月

朝の挨拶2016年12月

朝の挨拶は小林先生でした。
始めに昨今の時事問題をお話をされた後、風邪を引かれた時の自己治療の話をされました。その中で私たち鍼灸師は何かおかしいと感じる感覚を磨く必要があることをお話しされました。

素問輪読

素問輪読2016年12月

素問輪読2016年12月

素問輪読は私、岸田が行いました。今回は『素問』陰陽別論(07)篇を担当しました。
この篇では、陰陽は考え方によっていくつにも分けられることを人体の陰陽や季節を例に出して説明されていました。特に人体の三陰三陽については扉を例にして関係性を示し説明されていました。また同じ古典でも解釈は人によって違うことを、意釈『素問』以外の本を使って読み比べました。

臨床あれこれ

臨床あれこれ(1)2016年12月

臨床あれこれ(1)2016年12月

臨床あれこれ(2)2016年12月

臨床あれこれ(2)2016年12月

30分ずつお二人の先生にお話をしていただきました。

1番目は中尾先生が発表されました。臨床をする際に役に立つ自然体、丹田の位置、呼吸法、体の安定などについて実技を交えながら話されました。はじめに自然体について、さまざまな考え方がある中から3つ紹介していただきました。1つめは膝を曲げて湧泉穴に重心をのせ、百会ー会陰-湧泉が同じ直線上にくる立ち方、2つめは1つめより膝の曲げ方は浅く足芯に重心をのせ、百会ー会陰―足芯が同じ直線上にくる立ち方、3つめは膝はまっすぐ伸ばしかかとに重心をのせ、百会ー会陰―かかとが同じ直線上にくる立ち方の3つです。
丹田の位置については、気海穴の奥にあり臍と命門穴と
会陰穴あるいは会陰穴の少し前を結んだ三角形の中にあり、腹式呼吸をすることで温かさを感じ実感することができると話されました。体の安定は丹田を意識してそこからいかりを地球の中心に降ろすようにして立つとよいと話されました。

2番目に山森先生が11月バルセロナのエスペラ・ディ・ハポネシア・シアツで2日間にわたり行なった漢方鍼セミナーについて話されました。お話しは資料として予め配信していただいた写真を見ながら会場となった学校や講義の様子、関係者について話されました。1日目は基調講義で「なぜてい鍼は効くのか」と題して、漢方はり治療をしている理由、効果を出すためには気血や経絡などの漢方理論が必要なことを説明し、その後、てい鍼による基礎技術で衛気・営気の手法の説明と実技、腹部を使った練習では手法の鑑別と三点セットについて説明、最後に脈診の練習をして1日目を終了しました。2日目ははじめに腹診、次にオーリングテストを使って経絡・経穴の実在を確認する実技、モデル治療をし最後に盛大な拍手を受けて2日目を終了しました。次の日は希望者のみ有料の治療を説明をしながら5人に行い日程を終了しました。最後にセミナーをした所感を話され終了しました。

実技

実技風景(1)2016年12月

実技風景(1)2016年12月

実技風景(2)2016年12月

実技風景(2)2016年12月

実技は聴講班、基礎班、研修班の3つにわかれ、各班のレベルごとに実技研修を行いました。

指導者研修会では、いつもの脉診の他に、二木先生が研究されているゾーン処置についての実技と説明がありました。

報告者:岸田美由紀