2月の例会報告

日時 2月15日(第3日曜日)

会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)

研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容
午前
10:00 難経読み合わせ 第48回 六十五難~六十六難 発表:原先生 司会:森川先生
10:50 休憩
11:00 基礎講義 第9章標治法 第1項頸肩背部と腰仙部の治療、第2項奇経治療 発表:山森先生 司会:岸田先生

12:00~13:00 昼食

13:00 標治法 ナソ・ムノ治療
13:30 標治法 奇経治療
14:00 脉診修練
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00  例会終了

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今月の挨拶は小林先生でした。福島弘道先生が自らの皮膚ガンを鍼治療で克服された話から始まり、小林先生が治療されたガン患者の経験も話されました。最後に滋賀は、東洋はり医学会滋賀支部が昭和60年2月20日に発足してから今年で数えて30周年になることをお話しされました。
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【難経読み合わせ】
難経読み合わせ担当は原先生でした。六十五難は井栄兪経合の五要穴を川の流れに例えていることを説明されました。他の先生からは井穴の治験についての話がありました。
次の六十六難は原穴と三焦の原気について説明されています。この難の原穴と『霊枢』九針十二原(01)に挙げられている原穴と異なる理由について考えました。
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【基礎講義】
基礎講義は「第9章標治法 第1項 頸肩背部と腰仙部の治療、第2項 奇経治療」、担当は山森先生でした。
頸肩背部と腰仙部の治療とはいわゆるナソ・ムノ治療であることを話され、症状ごとにどの部分に効果があるか、鍼のしかたなど治療経験を交えながらわかりやすくお話しされました。
奇経治療は即効性があり、開業当初はとても役立ったことをお話しされました。資料を使って奇経腹診や治療のしかた、治験例をわかりやすく話されました。
主穴、従穴の判断で撮診を使うことも、たいへんためになりました。
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午後は午前中講義で行った標治法の実技をしました。ベッドを3つ作り、各班、指導者を中心に奇経腹診や八総穴の反応を見ながらテスターで確認をしました。

その後、脉診修練を行い、4つの班に分かれて小里方式をしました。

報告者 岸田美由紀

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