滋賀漢方鍼医会本文へジャンプ
更新日:
2008年1月22日
トップページ
ごあいさつ
漢方はり治療の定義
研修資料
会則
出版物
リンク
過去の月例会報告
夏季研特設ページ

月例会の報告



 平成20年1月20日 草津まちづくりセンター
  午前9時40分〜午後5時まで

   内容
    午前 
「五臓の生理・肺」     川合重孝先生
  

        「五臓の生理・心」     中谷武夫先生

    午後 「取穴」
        「基本刺鍼」 

        「小里方式」


 午前
 今月は二木清文先生による挨拶でした。二木先生は、ご自分の緑内障の自己治療を続けていらっしゃいますが、改めて自己治療の大切さについて述べられました。鍼灸師大量排出時代の今は、努力をした人、勉強をした人、患者さんのことを思う人が残っていくことが出来るとおっしゃいました。改めて自己治療の大切さを感じると共に、心技ともに研鑽していかなければならないと思いました。
 午前の初めの講義は、川合重孝先生による五臓の生理-肺の発表でした。「東医宝鑑」を参考資料として、肺の形象、病証、五行色体について詳しく発表してくださいました。東洋医学について学ぶ時、全体を見ることが大切であり、大きく見ることで、小さい部分を見ることが出来ると言われましたが、正にその通りだと思いました。川合先生は発表の中で、易や漢方についても触れられており、とても興味深い発表でした。
続いて中谷武夫先生による五臓の生理-心の発表でした。中谷先生は、発表の中で、心は神を蔵するという部分を強調されており、五臓の中の君主でもある心の大切さを述べられていました。
 治療において心経を使うことは殆どありませんが、人間の生理、病理を考える上で、心の大切さを再認識しました。次に、前回の例会から出ていました、学生会員から正会員への質問に対して二木先生と小林先生に応えて頂きました。様々質問、要望がありましたが、実技内容をプリントにして欲しいという要望に対して、実技は勉強会に来てその場で見て、実際に自分で行なって、身に付いていく物だと応えられ、勉強会に参加することの大切さを改めて感じました。

午後

午後初めの実技は肝経と胆経の取穴でした。中封穴は、前脛骨筋腱の付着部より少し戻り、ややくぼんだ部分に取穴しますが、ベテランの先生が取穴された部分を取穴することで、実際のツボの反応というものを感じることができます。その反応を指頭で覚えておくことでしっかりとしたツボを取穴できるようになると思いました。
基本刺鍼は、二人一組になって、相手の先生の腕に、衛気、営気の手法を行ないました。順番に相手の先生が替わっていくことで、それぞれの先生の意見を聞き、手法を受けることが出来るため、とても勉強になりました。

小里式では、聴講生のベッドとその他2つのベットに分かれて行ないました。学生会員の方がいるベッドでは、治療を進めるにあたって、説明をしながら進めていきました。病理や治療の理解を深めると共に、自分の診断や治療を説明できる力もつくため、このような進め方は、とても良いと思いました。