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更新日:
2008年2月21日
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月例会の報告



 平成20年2月17日 草津まちづくりセンター
  午前9時40分〜午後5時まで

   内容
    午前 
「五臓の生理」      岸田美由紀先生
  

        「五臓の生理・肺」     川合重孝先生

    午後 「取穴」
        「基本刺鍼」

        「軽擦」 
        「小里方式」


 午前
 今月は会長の小林久志先生による挨拶でした。二木清文先生の院長ブログにふれられ、経絡治療の素晴らしさ、経絡にアプローチすることの大切さを述べられました。昔の人は見えないものを察知する力があり、様々なことが感覚的にわかっていたが、私たちも感覚を磨き、本来持っているものを蘇らせ、目に見えない経絡にアプローチできるよう日々研鑽が必要だと思いました。
 午前の初めの講義は、岸田美由紀先生による五臓の生理、表裏関係にある腑の生理や臓ごとの病症でした。病症を説明される時には病理を混ぜて説明をされるなど、大変分かりやすく勉強になりました。五臓の相関関係をもう一度確認することで証をたてる際の病理考察にとても参考になると感じました。
 次の講義は川合重孝先生による五臓の生理ー肺についての発表でした。前回の資料をもとに続きから発表してくださいました。今回は肺臓の養生気功法や肺に良いとされる食物についても、その効用を混ぜながら説明してくださり、普段なかなか使うことはありませんが、知識として知っておくことは大切だと思いました。
講義風景写真
 次は二木清文先生による臨床室から二人の患者さんの例を挙げて病理考察について発表して下さいました。咳が止まらない妊婦さんと頸肩部のつまりの患者さんでしたが、病理産物から証に結びつけられることの重要性、選穴に関しては臓の働き、生理を考慮して選ぶことの大切さを再確認することが出来ました。
午後
午後の初めの実技は肺経と大腸経の取穴を行いました。太淵穴を取穴する際には、最も手掌に近い横紋まで橈側手根屈筋の橈側を押し下げていくのですが、目で見ているより下まで横紋があるので、横紋に対する認識のズレを修正することが出来ました。肺経、大腸経ともに、前腕の筋や腱を意識してモデル点を取穴することでそれらを再確認することも出来ました。
その後は基本刺鍼をし、軽擦方法の確認をしました。証決定をしていく上で重要となる選経のための軽擦方法については行う人によって軽擦結果がバラバラになることがあり、それを統一できるようにしていくためにモデルを立て交代しながら正経十二経の軽擦の練習をしました。軽擦ですから軽くが重要なのですけど、実際にモデルをして他の先生の軽擦を受けていると手の重さやスピードが若干違うことが分かりました。そのズレを修正し、軽擦結果が一定になるようにとそれぞれの先生が意識して練習を行い、また、経絡によっては走行が入り組んでいたり他の経がすぐ近くにあるためにどの辺りまで軽擦するかで結果が違ってしまうこともあり、その辺りも注意して行いました。

軽擦の実技風景
小里式では、聴講生のベッドとその他2つのベットに分かれて行ないました。学生会員の方がいるベッドでは、治療を進めるにあたって、説明をしながら進めていきました。前の時間に行った軽擦方法を意識して行い、病理や治療の理解も深められるよう、意見を交換しあっての良い実技が出来たと思います。意見を交換しあうことで質問も飛び交い、自分の診断や治療に一層自信のついた先生もいたことではないでしょうか。
 
小里式実技風景