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「鍼灸師の夢を語れ」 生内優里先生

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 まず始めに語る機会を与えてくださり誠にありがとうございます。また、夢を語る上で大きな心境の変化やそして、これから私のこころに止めておきたい事も色々話していこうと思います。

 私の夢は、年齢を重ねても若々しくいる事であり、鍼灸師として一生終える事が出来ればという事です。


 また、家族ができたなら、お医者さんに極力お世話にならずに、子供や孫の治療に携わる事が出来たらなと思います。

 次にこのような素晴らしい夢が出来るまでをなど語ろうと思います。

 大きくさかのぼりますが、大学生の時はただただテストに受かるための勉強しかしていなかった私ですから、勉強会も数回しか参加した事がありませんでした。飽き症なのか継続して行こうとは思えなかったのです。その時は勉強どうこうと言うよりも、友人と遊んだり、楽しむ事に一生懸命だったんでしょうね!?また、白衣を着ている先輩達を見て格好いいなと思いながらも、憧れはありましたが、どうせ三回生になったら着れるしと当たり前のように感じていたのだと思います。目先の事しか考えてなかったんでしょうね!?そして四回生ともなると、就活をしなくてはならないでしょう!?私も幾つかの治療室を見学させて頂いたのですがなかなか絶対ここでなくては!!と思うところが見つかりませんでした。
 ある日、同じゼミ生の方が「ここ行ってみたら」と声をかけて下さったのです。
それが、にき鍼灸院であり滋賀漢方鍼医会だったのです。
 私は鍼特有の響き感や起こるかも知れない切皮痛が苦手でした。しかし、治療室見学の時や例会時には、ていしんを使ってでの治療でしたので鍼を受けてさせて頂いた時に無痛でなんだか優しかったように思いました。また、刺さらない鍼でも充分に効果がありとても不思議でしたし興味を持ちなんだかワクワクしたのを覚えています。何より語呂合わせで覚えた要穴表がこんなところで活躍するだなんて思いもしませんでした。そして、何回も例会参加に行かせて頂くようになり、許可を得て就職に至ったのです。
 にき鍼灸院で勤務させて頂いて今現在約1年半色々な事がありました。最近嬉しい事と言えば、以前は腰痛で苦しんでいた二十歳になったばかりの患者さんが鍼灸院がカルテ管理をパソコンでしているという事をきっかけで医療事務を目指そうと学校に行き始めるという事でした。またその方は明日入学式と言うのに風邪で来院でした。世間では鍼灸は整形外科的な事に効果があるはと思っている方が多い中、なんだか嬉しかったです。


 まだまだ沢山の事があるのですがこれらの事を踏まえて、今の私があると思いますし、きっかけを下さった友人や先生に出会えた事の御縁を大切にしたいと思っています。鍼灸院では鍼灸の学術も勿論ですが社会人としてあまりにも未熟な私を鍛えて下さり本当に二木先生をはじめ漢方鍼医会の先生方に尊敬と感謝しています。


 また、私のように路頭に迷ってるヒヨコ鍼灸師は沢山いると思います。その方を導けるような人間になりたいなと出会えた先生を見て思います。
 
 生涯元気!現役鍼灸師でいたいです!!


こんな私でも周りの方に役に立つかな!?
これからもよろしくお願いします。


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