2018年3月の例会報告

日時 3月18日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(306号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容

午前
10:00 素問輪読(20) 『素問』平人気象論(18)~ 進行:津田先生
10:50 休憩
11:00 基礎講義 「第4章脈診 第3項脈診法 5.祖脈と病脈(3)病脈診と其の脈理~ 11.最後に」  発表:小林先生 司会:山森先生
12:00 昼食

<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 取穴 足太陽膀胱経
14:00 脈診修練
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了
朝の挨拶

朝の挨拶2018年3月

朝の挨拶2018年3月

朝の挨拶は二木先生でした。
この日は岡山ではじめて点字ブロックが発明された日という話から始まりました。その後、この冬はインフルエンザが猛威を振るい、自身も久しぶりに高熱で苦しんだ話しから始まって、さまざまな熱に関わる症例を発表されました。体温計で測っても熱はないけど熱さを訴える「芯熱」や、「保温」と「加温」の違い、また「加温」による痛みの悪化など、臨床の役に立つお話を聞くことができました。

素問輪読

素問輪読2018年3月

素問輪読2018年3月

素問輪読は津田先生が担当されました。今回は平人気象論篇第十八からでした。
この篇では、まず病気のない健康な人の脈の説明と、季節による脈の変化、胃の気の有無での生死について書かれていると概要を説明され、その後は順に本文を読んで丁寧に語句の説明を加えながら、わかりやすく進められました。

基礎講義

基礎講義2018年3月

基礎講義2018年3月

基礎講義は小林先生が担当されました。
脈診は、診る者が何の情報(例えば浮沈など)を意識して診ることで、さまざまな情報が得られる。しかし脈診だけに頼るのは危険であり、滋賀で行っている肩上部・腹診・脈診の3つを比較検討しながらみている3点セットで確認しながら診ることが、誤りを少なくし、また脈診も早く上達できることを話されました。季節による脈の変化については、津田先生の話を受けて季節の大過脈・不及脈についてと季節の変わり目である土用の期間は、脾虚証が増えるように思うと自身の経験を話されました。いい脈とは小学校3~4年ぐらいの子供の脈で柔らかく伸びやかで気持ちのよい脈であることを話されました。最後に自身が昨年末から1月にかけて経験した骨折の脈について話されました。痛みが強いときは、二木先生が話されていたように両寸口脈が強く、痛みが治まってくるとその脈がなくなってくるということでした。

実技

実技風景(1)2018年3月

実技風景(1)2018年3月

実技風景(2)2018年3月

実技風景(2)2018年3月

午後の実技は、先月から引き続きしている奇経治療を聴講班・基礎班・研修班3班合同で実技を行いました。
その後の取穴以降は各班に分かれ、実技を行いました。

詳しい内容を知りたい方は、録音データを販売しております。そちらをお聴きください。

 
報告者:岸田美由紀

2018年2月の例会報告

日時 2月18日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(306号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで

研修内容
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(19) 脈要精微論(17)の続き 進行:藤崎先生
10:50 休憩
11:00 臨床あれこれ 発表:井上先生 司会:野間先生
11:30 平成30年度学術のための意見伺い
12:00 昼食

<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 脈診修練
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

<基礎班>13:00~16:40
基礎班は基礎的な知識・実技を修得し、自ら証を立て治療ができるようになるの
が目的です。研修班より基礎的実技に重点を置き指導します。

1.取穴と臨床的自然体(足少陽胆経の五行穴、原穴、絡穴、げき穴)
2.基本刺鍼 衛気の手法と営気の手法
3.脈診修練
4.小里方式

<聴講班>13:00~16:40
聴講班は基本的実技のしかたと本会の実技紹介をするのが目的です。
以下の内容を丁寧に指導し、最後に鍼の効果が体験できるモデル治療をします。

1.基本姿勢
2.取穴と臨床的自然体(経穴は2穴ぐらいまで)
3.基本刺鍼(衛気の手法と営気の手法)
4.脈診のしかた(手の置き方・脈位の配当・脈の診方、菽法脈診の紹介など)
5.腹診のしかた(腹診の配当部位、腹診の診方など)
6.その他診察法の説明 望診、聞診、問診、体表観察など
7.モデル治療
17時より指導者研修会(307号室)

朝の挨拶

朝の挨拶2018年2月

朝の挨拶2018年2月

朝の挨拶は小林先生でした。
今年の異常な寒さに関する感想後、最近の臨床例として尿管結石の治療、
ふくらはぎの凝り固まった痛みと腎臓結石との意外な関係があったエピソードと具体的な治療方法を話されました。
また、体表観察と治療の経過で変化をしっかり診て行くことの大切さを訴えられました。

素問輪読(19) 脈要精微論(17)の続き 進行:藤崎先生

素問輪読2018年2月

素問輪読2018年2月

五臓と脈、季節、身体の関係性や脈診の方法等について述べられた篇です。
普段臨床で使っている脈診ですが、具体的な診断方法や脈状の細かな表現と病の関係は非常に参考になる話であったと思います。

臨床あれこれ

臨床あれこれ2018年2月

臨床あれこれ2018年2月

発表は井上先生でした

逆子の治療、子午治療について発表されました。
逆子の治療法ですが、三陰交、至陰のお灸の具体的な方法や患者さんの体位の注意等大変参考になる話で、帝王切開寸前の38週の患者さんが治ったエピソードが印象的でした。
子午治療は、先日の本部例会で発表された葛野先生の方法から追試を重ね、臨床に取り入れて効果が上がっている報告をされました。
治療経穴の絞り込みが簡単である事、効果も即効で持続性も高い等、是非臨床に取り入れたい内容でした。

平成30年度学術のための意見伺い

外来講師、臨床についてのディスカッション、治療方法のマニュアル化、腹診修練等様々な提案、意見が出ました。
これからの会の充実ぶりが楽しみに思えた時間でした。

実技

実技風景(1)2018年2月

実技風景(1)2018年2月

実技風景(2)2018年2月

実技風景(2)2018年2月

午後からの実技は始めに奇経の実技を行いました。その後は、聴講班、研修班にわかれ、
経絡の取穴や脈診、基本刺鍼修練、モデル患者を使って治療する小里方式をそれぞれ行いました。

投稿者:野間秀樹

2018年1月の例会報告

日時 1月21日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240

研修内容 出席者点呼・会務報告
研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容 出席者点呼・会務報告

10:00 素問輪読(16) 『素問』脈要精微論(17)~
進行:原先生
10:50 休憩
11:00 基礎講義 「第4章脈診 第1項 脈診の歴史 ~ 第3項 脈診法 5)
祖脈と病脈」  発表:山森先生
司会:岸田先生
12:00 昼食

<研修班>13:00~16:40
13:00 取穴 手太陽小腸経
13:30 脈診修練
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

挨拶(二木先生)

朝の挨拶2018年1月

朝の挨拶2018年1月

年の初めの月例会ということで、鍼灸師の心構えについて、元東洋はり医学会の
汐見哲夫先生の講演内容を土台に、自らの経験を踏まえて話されました。
中でも、最後の「根性を持たなければならない」のところでは、開業に際して
鍼灸専門で行くべきかの迷いがあったが、親友の一言で心が決まった、という話
が強く印象に残りました。

素問輪読(16) 『素問』脈要精微論(17)~  原先生

素問輪読2018年1月

素問輪読2018年1月

ここは、脈診その他の診察法についてその要領を述べた篇です。
脈を観るのに最もよいのは起床直後である、というところでは、臨床に即して、
食事や運動の後にはしばらく休んでから脈診するのがよい、という話はなるほど
と思いました。

基礎講義 「第4章脈診 第1項 脈診の歴史 ~ 第3項 脈診法 5)
祖脈と病脈」  発表:山森先生

基礎講義2018年1月

基礎講義2018年1月

始めに、脈診習得への取り組みとして、自分と他人の脈を観察することと脈と
他の所見とを付き合わせるべきであることを述べ、次いで、脈診の中で初心者が
始めに収めるべきは、菽法脈診、五臓の正脈、胃の気の脈であることを述べて講
義を結びました。

実 技

実技風景(1)2018年1月

実技風景(1)2018年1月

実技風景(2)2018年1月

実技風景(2)2018年1月

今月は、出席者が少なかったので基礎班・研修班合同で取穴、脈診修練、基本
刺鍼、小里方式を行いました。

懇親会
研修会終了後は、会場近くの居酒屋「八剣伝」で盛り上がりました。

投稿者:山森伸樹

2017年12月の例会報告

日時 12月17日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容 出席者点呼・会務報告

午前
10:00 素問輪読(15) 『素問』診要経終論(16) 進行:野間先生
10:50 休憩
11:00 基礎講義 「第3章病因論第3項 不内外因 〜 第4項 病理産物」
発表:二木先生 司会:岸田先生
12:00 昼食

<研修班>13:00〜16:40
13:00 子午治療
13:30 取穴 手少陰心経
14:00 脈診修練
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了
朝の挨拶

朝の挨拶2017年12月

朝の挨拶2017年12月

朝の挨拶は二木先生でした。

自らの修行時代の師匠のエピソード、不問診、耳前動脈での脈診について話されました。
六部定位の不問診は難経の菽法のような指の重さの段階ごとに臓器の状態をみるのではなく無段階で診る事、過去の病状は深い位置、新しい病状は浅い位置でわかる等話されました。

耳前動脈での脈診は血管の曲がり具合から耳の穴の位置を基準にして上下の身体の状態がわかるというものでした。

素問輪読 診要経終論(16)

素問輪読2017年12月

素問輪読2017年12月

進行は野間でした。

季節によって変わる身体の中の陽気の位置、季節に適したハリの治療法、季節ごとの治療に対して誤った治療をした時の結果、12経脈が尽きた時の症状等を述べました。
今回の輪読ではこの診要経終論(16)に書いてある誤った治療について、野間の鍼灸院で実際に出会った症例を取り上げてフロアの先生方から考察、治療方針を発表してもらいました。様々な方法を発表して頂き非常に参考になりました。
その後野間が実際にどのような治療をしたのかを反省も含め話しました。

基礎講義

基礎講義2017年12月

基礎講義2017年12月

基礎講義 「第3章病因論第3項 不内外因 〜 第4項 病理産物の解説を二木先生がされました。

酸, 苦, 甘, 辛, 鹹の五味が体にどういった影響を与えるのか自らの様々な体験や治療室でのエピソードを交え楽しく話されました。
それから労倦、事故と話しは進み落下事故では脾虚肝実で治療することや、痰飲の項では人迎部で手の平を広げて熱を感知して判断する方法も話されました。
その他肝実症の判断、治療方法等臨床に役立つ話を多くして頂きました。

実技
午後からの実技は始めに子午治療の実技を行いました。その後は、各班にわかれ、経絡の取穴と脈診修練、モデル患者を使って治療する小里方式をそれぞれ行いました。
お互いに意見を出しながら治療効果を高める時間は非常に勉強になります。

指導者研修会

指導者研修会(1)2017年12月

指導者研修会(1)2017年12月

指導者研修会(2)2017年12月

指導者研修会(2)2017年12月

脈診の本を読んでからの臨床にみられる脈についてのディスカッションをした後に、二木先生が前回の治療室例会での振り返りと、耳前動脈での脈診を披露して下さいました。僕も診て頂きましたが、誰にも話していなかった過去の膝の古傷の事を言い当てられてビックリしました。
耳前動脈をいわゆる3菽の重さ位で指を当てて診るのですが、かなり修練が必要ではないかと思いました。

報告者:野間 秀樹

2017年11月の例会報告

日時 11月19日(第3日曜日)
場所 脈診流にき鍼灸院
℡0749-26-4500

研修内容
10時00分 治療室紹介(希望者のみ)
10時30分 会務報告
二木先生によるさまざまな治療法 ナソ・ムノ治療など(前半)
12時00分 昼食
13時00分 二木先生によるさまざまな治療法 ナソ・ムノ治療など(後半)
13時50分 小里方式(前半)
15時00分 休憩
15時20分 小里方式(後半)
16時30分 治療室例会終了
懇親会

今月は毎年恒例、彦根のにき鍼灸をお借りしての治療室例会でした。今回は二木先生指導によるさまざまな実技を行いました。

◎ナソ・ムノ治療
ナソ治療は頸肩部の硬結を弛める治療法です。肩こりだけでなく頭部や顔面部、上腕部の症状をとるのに有効です。臨床から得られた経験も交えながら説明されました。
ムノ治療は腰仙部の硬結を弛める治療法です。腰痛や下肢の症状をとるのに有効です。特に腸骨に沿ってある胆経の五枢・維道・居リョウのあたりの硬結を弛めると効果が高いということでした。

ナソ・ムノ治療(1)

ナソ・ムノ治療(1)

ナソ・ムノ治療(2)

ナソ・ムノ治療(2)

◎二木式邪専用てい鍼を使った臀部の治療
臀部深部の筋緊張を二木式邪専用てい鍼を使ってゆるめる方法を披露されました。この方法は、邪専用てい鍼を緊張した筋肉のところにいつもより強めに押し込んで横にゆらすことによって邪が抜け、筋肉がゆるむというものでした。

二木式邪専用てい鍼による臀部の治療

二木式邪専用てい鍼による臀部の治療

◎てい鍼による平補平瀉法
平補平瀉法とは毫鍼を置鍼して行うことが多い手法です。これをてい鍼でできないかと工夫され今回、披露されました。
てい鍼による平補平瀉法を用いるのは足の三焦経です。足の三焦経への施術は以前から行われていましたが、この硬結を処置するのに衛気や営気の手法などで弛めると、津液が背部に浮いてきてしまい仕上がりとしては満足いくものではありませんでした。それで今までは転換手法(営気の手法と衛気の手法を組み合わせた手法)で対処していました。今回、てい鍼による平補平瀉法は、従来からある衛気・営気の手法よりも背部の筋肉が非常にゆるむということで提案されました。ただしこれも施術した後は,やはり津液が背部に浮いてくるので頭部・頸肩部に二木式邪専用てい鍼によるゾーン処置を行うことで解決できるということでした。

教えていただいた治療は、二木先生から直接実技を受けることができ、見るだけではわからない実際受けてみた後の感覚など勉強になることがたくさんありました。

てい鍼による平補平瀉法(1)

てい鍼による平補平瀉法(1)

てい鍼による平補平瀉法(2)

てい鍼による平補平瀉法(2)

小里方式
二木先生の実技のあとは、モデル患者を立てて実際の治療のように実技を行う小里方式による実技を研修班3班、基礎班1班に分かれて行いました。

懇親会
例会終了後、にき鍼灸院から近い、中華料理店で懇親会を行い、おいしい料理と共に楽しく盛り上がりました。

懇親会(1)2017年11月

懇親会(1)2017年11月

懇親会(2)2017年11月

懇親会(2)2017年11月

報告者:岸田美由紀

2017年10月の例会報告

日時 10月15日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(多目的室1)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容
午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(15) 素問 湯液醪醴論(14) 進行:田口先生
10:50 休憩
11:00 素問輪読(16) 素問 玉版要論篇(15) 進行:中川先生
11:50 臨床あれこれ 発表:野間先生 司会:山森先生
12:20 昼食

<研修班>13:00~16:40
13:00 子午治療
13:30 取穴 足太陰脾経
14:00 脈診修練
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

17:00 指導者研修会(307号室)名古屋夏期研2017の手法についての検討

2017年8月の例会報告

日時 8月20日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで

研修内容
午前 
9:40 出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(14) 『素問』移精変気論(13) 進行:岸田先生
10:50 休憩
11:00 基礎講義 「第3章病因論第2項 外因」 発表:藤崎先生 司会:岸田先生
12:00 昼食

午後
<研修班>13:00~16:40
13:00 取穴 足陽明胃経
13:30 脈診修練
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

挨拶 小林先生
 まず東西の天気の話から始まりました。次に夏期研の前ということで、東洋はり医学会時代に当時の高知支部長から受けた指導や、即座に脈状を変える本治法を観たことで啓発された経験などを語り、夏期研の意義を強調して挨拶を結びました。

素問輪読(14) 移精変気論(13) 進行:岸田先生
 昔と今の病の成り立ちや治療法の違いを述べた論です。要所要所で原文を示しながらのわかりやすい解説でした。

基礎講義 「第3章病因論第2項 外因」 発表:藤崎先生
 テキストの中から要点を抜き出しての丁寧な講義でした。

実 技
 取穴では、指が流注に乗る乗らないで身体への影響力が異なることを確認しました。小里方式では、基礎班を二木先生が、研修班を岸田先生、小林先生、私が担当しました。

指導者研修会
 例会終了後、有志で指導者研修会を行いました。

2017年7月の例会報告

日時 7月16日(第3日曜日)
会場 市民交流プラザ(小会議室1)
草津市野路一丁目15番5号フェリエ南草津5階
電話:077-567-2355
研修時間  9時40分から16時55分まで

研修内容
9:40 出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(13) 「『素問』五蔵別論(11)、異法方宜論(12)」進行:中谷美紀先生
10:50 休憩
11:00 臨床あれこれ 発表:原先生、中川先生 司会:山森先生
12:00 昼食

<聴講班・基礎班・研修班>13:00~16:40
13:00 【標治法】円皮鍼
13:30 取穴 手陽明大腸経
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

朝の挨拶
朝の挨拶は二木先生でした。この日は祇園祭宵山の日にあたりましたので13年前の思い出話をした後、担当の時にはいつも話す症例発表をされました。
症例は2例。今年の夏は非常にぎっくり腰が多いとのことで、まず1例目にぎっくり腰で来院された患者さんにについて話されました。ぎっくり腰は通常の治療をしたあと、取りきれない痛みには先月と今月実技で行っている円皮鍼が非常に有効であること、そしてぎっくり腰の時の脈状についても話されました。
2例目は患者さんがぎっくり腰だと訴えて来院したがぎっくり腰ではなかった例でした。結局この患者さんは足の指の骨折が原因となり、なかなか腰痛が治らなかった例で、これがわかったのもぎっくり腰の脈ではなく、骨折の脈を打っていたために判断できたとのことでした。

朝の挨拶2017年7月

朝の挨拶2017年7月

素問輪読
素問輪読の担当は中谷美紀先生でした。今回は『素問』五蔵別論篇第十一と異法方宜論篇第十二について担当されました。
五蔵別論篇第十一では奇恒の腑と寸口脈、鍼治療をしても効果が上がらない患者について、異法方宜論篇第十二では中国を東西南北中央の5つに分け、それぞれの気候や生活環境に応じて鍼治療や灸治療、導引、漢方薬治療が発展してきたことが述べられていました。
中谷先生はそれぞれの篇を読んで、今まで深く理解していなかったことが古典を読むことでよくわかるようになり、改めて古典を読むことの重要性に気づいたとのことでした。その後はご自身の治療経験を交えながら読んでいて感じたことや他の資料で補足しつつ進めていきました。

素問輪読2017年7月

素問輪読2017年7月

臨床あれこれ
臨床あれこれは2人の先生に30分ずつ臨床に関わるお話をしていただきました。まず始めに原先生が運気論について話をされました。運気論は非常に難解で理解しにくいものでしたが、基本的なところから説明していただき、運気2017ということで運気論から今年の気候傾向はどのようになると予測されているかを説明されました。
2人目は中川先生が打鍼術について説明と実技をされました。始めに打鍼術の鍼の説明と用い方の説明をしたあと実技をされました。実際に受けてみると脊際の緊張を弛めるため脊際に鍼を立て、軽快に木槌で打たれると思ったほど衝撃がなく、脊際の筋肉がほぐれていくのを心地よく感じました。

臨床あれこれ(1)2017年7月

臨床あれこれ(1)2017年7月

臨床あれこれ(2)2017年7月

臨床あれこれ(2)2017年7月

臨床あれこれ(3)2017年7月

臨床あれこれ(3)2017年7月

臨床あれこれ(4)2017年7月

臨床あれこれ(4)2017年7月

実技
午後からの実技は始めに先月の続きである円皮鍼の実技を行いました。その後は、聴講班1班、基礎班1班、研修班2班にわかれ、聴講班は基本的な脈診や腹診の仕方、基礎班、研修班は手の陽明大腸経の取穴と手法修練の基本刺鍼、モデル患者を使って治療する小里方式をそれぞれ行いました。

実技風景(1)2017年7月

実技風景(1)2017年7月

実技風景(2)2017年7月

実技風景(2)2017年7月

実技風景(3)2017年7月

実技風景(3)2017年7月

実技風景(4)2017年7月

実技風景(4)2017年7月

毎月の例会録音データも販売しております。興味をもたれましたらこちらからどうぞ。

報告者:岸田美由紀

2017年6月の例会報告

日時 6月18日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容

午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(12) 「『素問』五臓生成篇」 進行:小林先生
10:50 休憩
11:00 基礎講義 「第3章病因論 第1項素因~第2項内因」 発表:井上先生 司会:野間先生
12:00 昼食

【聴講・基礎・研修】13:00~16:40
13:00 【標治法】円皮鍼の使い方
13:30 【4月のパネルディスカッション検討会】 3先生による合同実技
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

・あいさつ  小林先生
まずは近況報告から始まりました。次いで私(報告者)が先月バルセロナで行ったセミナーに触れ、その報告ページを作ってはどうかとの提案をされました。
次に最近の治験から、両脚の疼痛を訴える小5男子の治療について、邪論の肝病で大腸経の三間と小児鍼を施すと痛みが完全に消失するものの効果が長続きせず治療に苦慮している。よきアドバイスがあれば、ということで話を結びました。

朝の挨拶2017年6月

朝の挨拶2017年6月

・素問輪読(12) 五臓生成篇 進行:小林先生
五臓と五味、五臓と顔色との肝経、血の働きなどについて述べられた篇です。尺膚の感触や三焦経と薬指の関係、更には顔色の変化の仕方によって予後の良不良がわかる。古典を実践するときの態度など、非常に興味深い講義でした。

素問輪読2017年6月

素問輪読2017年6月

・基礎講義 「第3章病因論 第1項素因~第2項内因」 発表:井上先生
素因では、各臓の体質を理解する方法として、自分の身近にいる人や有名人に重ね合わせるのがよいという話でした。また、内因では、随所に現代医学の文献を参照し、フロアの先生達からの助けを受けながらのわかりやすい講義でした。

基礎講義2017年6月

基礎講義2017年6月

実 技
・円皮鍼を使ったギックリ腰の処置法 二木先生)
先生自身がギックリ腰を起こしていたので、自らの身体を教材にして指導されました。円皮鍼は痛むところではなく経絡の流れが滞っているところに貼付すること、患部への瀉法鍼、ゾーン処置など、非常に参考になりました。

・三先生による合同実技
4月のパネルディスカッションを受けて、岸田先生、私、二木先生が1人の模擬患者を診察しました。
その結果、岸田先生は脾病、私は寒邪による肝病、二木先生は脾虚肝実(肝実を邪と考える)と、三者三様の証となりました。

・腹部を用いた手法習練(二木先生)
今回は、鍼を留めておく時間によって三点セットへの影響が異なることを皆で確認しました。殆どの人が留める時間が長いために鍼の効果を半減させていることがよくわかりました。概ね1・2秒くらいがよいようです。

・小里方式
今月は、基礎班を岸田先生が、研修班を二木先生、小林先生がそれぞれ担当しました。

実技風景(1)2017年6月

実技風景(1)2017年6月

実技風景(2)2017年6月

実技風景(2)2017年6月

・指導者研修会
例会終了後、有志で指導者研修会を行いました。

報告者:山森伸樹

2017年5月の例会報告

日時 5月21日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容
午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(11) 「『素問』六節蔵象論篇の続き」 進行:中尾先生
10:50 休憩
11:00 基礎講義 「第2章蔵象論第5項腎・膀胱の生理と病理 2.膀胱の生理 3.腎・膀胱に関する病理」 発表:田口先生 司会:木下先生
12:00 昼食

<研修班>13:00~16:40
13:00 取穴 手太陰肺経
13:30 脈診修練
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

朝の挨拶
朝の挨拶は二木先生でした。始めにめでたい話と言うことで、新入会員が増えたこと、例会当日が自分の誕生日であること、会員の1人が結婚することを話されました。
その後、聴講生のために来院されたときの患者さんの様子を観察することや患者さんにする説明などわかりやすく普段の臨床ついて話しをされ、治験例として医師が鍼治療に来られたときの話しをされました。

素問輪読

素問輪読2017年5月

素問輪読2017年5月

今回は素問六節蔵象論篇の続きを中尾先生が担当しました。
テキストを元に、さまざまな資料で補足しながら進めていただきました。季節の気に関連して日本人と中国人の気の感じ方についてお話しされました。自身の体験から日本人は太極拳をしているとわかるが、中国人は普段の生活動作の中に自然と気の動作が入っているようでわかりにくく、また気を特別なものと見なしていないようだと日本人と中国人における気の感じ方の違いについてお話をされました。

基礎講義

基礎講義2017年5月

基礎講義2017年5月

基礎講義は田口先生が担当しました。講義に入る前に興味深いお話をされました。やけどをしたときの手当をどうするかについて、今までやけどをしたらすぐ冷水などで冷やすことが常識とされていましたが、最近はやけどをしない程度のお湯につけるほうが痕も残らずきれいに治ることをお話しされました。そして例会当日の朝、手の甲にやけどをし赤く腫れたので、実際に試してみると痛みもすぐに引き、赤く腫れた痕もきれいになくなったと手を見せながらお話しをされました。
講義は新版漢方鍼医基礎講座を使い「腎・膀胱の生理と病理」をテキストに沿って進められました。

実技

実技風景(1)2017年5月

実技風景(1)2017年5月

実技風景(2)2017年5月

実技風景(2)2017年5月

聴講班2班、基礎班1班、研修班1班でそれぞれの班に応じて実技が進められました。研修班は4月に行われたパネルディスカッションを踏まえて検証しながら実技を行いました。

報告者:岸田美由紀