2017年11月の例会報告

日時 11月19日(第3日曜日)
場所 脈診流にき鍼灸院
℡0749-26-4500

研修内容
10時00分 治療室紹介(希望者のみ)
10時30分 会務報告
二木先生によるさまざまな治療法 ナソ・ムノ治療など(前半)
12時00分 昼食
13時00分 二木先生によるさまざまな治療法 ナソ・ムノ治療など(後半)
13時50分 小里方式(前半)
15時00分 休憩
15時20分 小里方式(後半)
16時30分 治療室例会終了
懇親会

今月は毎年恒例、彦根のにき鍼灸をお借りしての治療室例会でした。今回は二木先生指導によるさまざまな実技を行いました。

◎ナソ・ムノ治療
ナソ治療は頸肩部の硬結を弛める治療法です。肩こりだけでなく頭部や顔面部、上腕部の症状をとるのに有効です。臨床から得られた経験も交えながら説明されました。
ムノ治療は腰仙部の硬結を弛める治療法です。腰痛や下肢の症状をとるのに有効です。特に腸骨に沿ってある胆経の五枢・維道・居リョウのあたりの硬結を弛めると効果が高いということでした。

ナソ・ムノ治療(1)

ナソ・ムノ治療(1)

ナソ・ムノ治療(2)

ナソ・ムノ治療(2)

◎二木式邪専用てい鍼を使った臀部の治療
臀部深部の筋緊張を二木式邪専用てい鍼を使ってゆるめる方法を披露されました。この方法は、邪専用てい鍼を緊張した筋肉のところにいつもより強めに押し込んで横にゆらすことによって邪が抜け、筋肉がゆるむというものでした。

二木式邪専用てい鍼による臀部の治療

二木式邪専用てい鍼による臀部の治療

◎てい鍼による平補平瀉法
平補平瀉法とは毫鍼を置鍼して行うことが多い手法です。これをてい鍼でできないかと工夫され今回、披露されました。
てい鍼による平補平瀉法を用いるのは足の三焦経です。足の三焦経への施術は以前から行われていましたが、この硬結を処置するのに衛気や営気の手法などで弛めると、津液が背部に浮いてきてしまい仕上がりとしては満足いくものではありませんでした。それで今までは転換手法(営気の手法と衛気の手法を組み合わせた手法)で対処していました。今回、てい鍼による平補平瀉法は、従来からある衛気・営気の手法よりも背部の筋肉が非常にゆるむということで提案されました。ただしこれも施術した後は,やはり津液が背部に浮いてくるので頭部・頸肩部に二木式邪専用てい鍼によるゾーン処置を行うことで解決できるということでした。

教えていただいた治療は、二木先生から直接実技を受けることができ、見るだけではわからない実際受けてみた後の感覚など勉強になることがたくさんありました。

てい鍼による平補平瀉法(1)

てい鍼による平補平瀉法(1)

てい鍼による平補平瀉法(2)

てい鍼による平補平瀉法(2)

小里方式
二木先生の実技のあとは、モデル患者を立てて実際の治療のように実技を行う小里方式による実技を研修班3班、基礎班1班に分かれて行いました。

懇親会
例会終了後、にき鍼灸院から近い、中華料理店で懇親会を行い、おいしい料理と共に楽しく盛り上がりました。

懇親会(1)2017年11月

懇親会(1)2017年11月

懇親会(2)2017年11月

懇親会(2)2017年11月

報告者:岸田美由紀

2017年10月の例会報告

日時 10月15日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(多目的室1)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容
午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(15) 素問 湯液醪醴論(14) 進行:田口先生
10:50 休憩
11:00 素問輪読(16) 素問 玉版要論篇(15) 進行:中川先生
11:50 臨床あれこれ 発表:野間先生 司会:山森先生
12:20 昼食

<研修班>13:00~16:40
13:00 子午治療
13:30 取穴 足太陰脾経
14:00 脈診修練
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

17:00 指導者研修会(307号室)名古屋夏期研2017の手法についての検討

2017年8月の例会報告

日時 8月20日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで

研修内容
午前 
9:40 出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(14) 『素問』移精変気論(13) 進行:岸田先生
10:50 休憩
11:00 基礎講義 「第3章病因論第2項 外因」 発表:藤崎先生 司会:岸田先生
12:00 昼食

午後
<研修班>13:00~16:40
13:00 取穴 足陽明胃経
13:30 脈診修練
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

挨拶 小林先生
 まず東西の天気の話から始まりました。次に夏期研の前ということで、東洋はり医学会時代に当時の高知支部長から受けた指導や、即座に脈状を変える本治法を観たことで啓発された経験などを語り、夏期研の意義を強調して挨拶を結びました。

素問輪読(14) 移精変気論(13) 進行:岸田先生
 昔と今の病の成り立ちや治療法の違いを述べた論です。要所要所で原文を示しながらのわかりやすい解説でした。

基礎講義 「第3章病因論第2項 外因」 発表:藤崎先生
 テキストの中から要点を抜き出しての丁寧な講義でした。

実 技
 取穴では、指が流注に乗る乗らないで身体への影響力が異なることを確認しました。小里方式では、基礎班を二木先生が、研修班を岸田先生、小林先生、私が担当しました。

指導者研修会
 例会終了後、有志で指導者研修会を行いました。

2017年7月の例会報告

日時 7月16日(第3日曜日)
会場 市民交流プラザ(小会議室1)
草津市野路一丁目15番5号フェリエ南草津5階
電話:077-567-2355
研修時間  9時40分から16時55分まで

研修内容
9:40 出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(13) 「『素問』五蔵別論(11)、異法方宜論(12)」進行:中谷美紀先生
10:50 休憩
11:00 臨床あれこれ 発表:原先生、中川先生 司会:山森先生
12:00 昼食

<聴講班・基礎班・研修班>13:00~16:40
13:00 【標治法】円皮鍼
13:30 取穴 手陽明大腸経
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

朝の挨拶
朝の挨拶は二木先生でした。この日は祇園祭宵山の日にあたりましたので13年前の思い出話をした後、担当の時にはいつも話す症例発表をされました。
症例は2例。今年の夏は非常にぎっくり腰が多いとのことで、まず1例目にぎっくり腰で来院された患者さんにについて話されました。ぎっくり腰は通常の治療をしたあと、取りきれない痛みには先月と今月実技で行っている円皮鍼が非常に有効であること、そしてぎっくり腰の時の脈状についても話されました。
2例目は患者さんがぎっくり腰だと訴えて来院したがぎっくり腰ではなかった例でした。結局この患者さんは足の指の骨折が原因となり、なかなか腰痛が治らなかった例で、これがわかったのもぎっくり腰の脈ではなく、骨折の脈を打っていたために判断できたとのことでした。

朝の挨拶2017年7月

朝の挨拶2017年7月

素問輪読
素問輪読の担当は中谷美紀先生でした。今回は『素問』五蔵別論篇第十一と異法方宜論篇第十二について担当されました。
五蔵別論篇第十一では奇恒の腑と寸口脈、鍼治療をしても効果が上がらない患者について、異法方宜論篇第十二では中国を東西南北中央の5つに分け、それぞれの気候や生活環境に応じて鍼治療や灸治療、導引、漢方薬治療が発展してきたことが述べられていました。
中谷先生はそれぞれの篇を読んで、今まで深く理解していなかったことが古典を読むことでよくわかるようになり、改めて古典を読むことの重要性に気づいたとのことでした。その後はご自身の治療経験を交えながら読んでいて感じたことや他の資料で補足しつつ進めていきました。

素問輪読2017年7月

素問輪読2017年7月

臨床あれこれ
臨床あれこれは2人の先生に30分ずつ臨床に関わるお話をしていただきました。まず始めに原先生が運気論について話をされました。運気論は非常に難解で理解しにくいものでしたが、基本的なところから説明していただき、運気2017ということで運気論から今年の気候傾向はどのようになると予測されているかを説明されました。
2人目は中川先生が打鍼術について説明と実技をされました。始めに打鍼術の鍼の説明と用い方の説明をしたあと実技をされました。実際に受けてみると脊際の緊張を弛めるため脊際に鍼を立て、軽快に木槌で打たれると思ったほど衝撃がなく、脊際の筋肉がほぐれていくのを心地よく感じました。

臨床あれこれ(1)2017年7月

臨床あれこれ(1)2017年7月

臨床あれこれ(2)2017年7月

臨床あれこれ(2)2017年7月

臨床あれこれ(3)2017年7月

臨床あれこれ(3)2017年7月

臨床あれこれ(4)2017年7月

臨床あれこれ(4)2017年7月

実技
午後からの実技は始めに先月の続きである円皮鍼の実技を行いました。その後は、聴講班1班、基礎班1班、研修班2班にわかれ、聴講班は基本的な脈診や腹診の仕方、基礎班、研修班は手の陽明大腸経の取穴と手法修練の基本刺鍼、モデル患者を使って治療する小里方式をそれぞれ行いました。

実技風景(1)2017年7月

実技風景(1)2017年7月

実技風景(2)2017年7月

実技風景(2)2017年7月

実技風景(3)2017年7月

実技風景(3)2017年7月

実技風景(4)2017年7月

実技風景(4)2017年7月

毎月の例会録音データも販売しております。興味をもたれましたらこちらからどうぞ。

報告者:岸田美由紀

2017年6月の例会報告

日時 6月18日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容

午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(12) 「『素問』五臓生成篇」 進行:小林先生
10:50 休憩
11:00 基礎講義 「第3章病因論 第1項素因~第2項内因」 発表:井上先生 司会:野間先生
12:00 昼食

【聴講・基礎・研修】13:00~16:40
13:00 【標治法】円皮鍼の使い方
13:30 【4月のパネルディスカッション検討会】 3先生による合同実技
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

・あいさつ  小林先生
まずは近況報告から始まりました。次いで私(報告者)が先月バルセロナで行ったセミナーに触れ、その報告ページを作ってはどうかとの提案をされました。
次に最近の治験から、両脚の疼痛を訴える小5男子の治療について、邪論の肝病で大腸経の三間と小児鍼を施すと痛みが完全に消失するものの効果が長続きせず治療に苦慮している。よきアドバイスがあれば、ということで話を結びました。

朝の挨拶2017年6月

朝の挨拶2017年6月

・素問輪読(12) 五臓生成篇 進行:小林先生
五臓と五味、五臓と顔色との肝経、血の働きなどについて述べられた篇です。尺膚の感触や三焦経と薬指の関係、更には顔色の変化の仕方によって予後の良不良がわかる。古典を実践するときの態度など、非常に興味深い講義でした。

素問輪読2017年6月

素問輪読2017年6月

・基礎講義 「第3章病因論 第1項素因~第2項内因」 発表:井上先生
素因では、各臓の体質を理解する方法として、自分の身近にいる人や有名人に重ね合わせるのがよいという話でした。また、内因では、随所に現代医学の文献を参照し、フロアの先生達からの助けを受けながらのわかりやすい講義でした。

基礎講義2017年6月

基礎講義2017年6月

実 技
・円皮鍼を使ったギックリ腰の処置法 二木先生)
先生自身がギックリ腰を起こしていたので、自らの身体を教材にして指導されました。円皮鍼は痛むところではなく経絡の流れが滞っているところに貼付すること、患部への瀉法鍼、ゾーン処置など、非常に参考になりました。

・三先生による合同実技
4月のパネルディスカッションを受けて、岸田先生、私、二木先生が1人の模擬患者を診察しました。
その結果、岸田先生は脾病、私は寒邪による肝病、二木先生は脾虚肝実(肝実を邪と考える)と、三者三様の証となりました。

・腹部を用いた手法習練(二木先生)
今回は、鍼を留めておく時間によって三点セットへの影響が異なることを皆で確認しました。殆どの人が留める時間が長いために鍼の効果を半減させていることがよくわかりました。概ね1・2秒くらいがよいようです。

・小里方式
今月は、基礎班を岸田先生が、研修班を二木先生、小林先生がそれぞれ担当しました。

実技風景(1)2017年6月

実技風景(1)2017年6月

実技風景(2)2017年6月

実技風景(2)2017年6月

・指導者研修会
例会終了後、有志で指導者研修会を行いました。

報告者:山森伸樹

2017年5月の例会報告

日時 5月21日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容
午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(11) 「『素問』六節蔵象論篇の続き」 進行:中尾先生
10:50 休憩
11:00 基礎講義 「第2章蔵象論第5項腎・膀胱の生理と病理 2.膀胱の生理 3.腎・膀胱に関する病理」 発表:田口先生 司会:木下先生
12:00 昼食

<研修班>13:00~16:40
13:00 取穴 手太陰肺経
13:30 脈診修練
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

朝の挨拶
朝の挨拶は二木先生でした。始めにめでたい話と言うことで、新入会員が増えたこと、例会当日が自分の誕生日であること、会員の1人が結婚することを話されました。
その後、聴講生のために来院されたときの患者さんの様子を観察することや患者さんにする説明などわかりやすく普段の臨床ついて話しをされ、治験例として医師が鍼治療に来られたときの話しをされました。

素問輪読

素問輪読2017年5月

素問輪読2017年5月

今回は素問六節蔵象論篇の続きを中尾先生が担当しました。
テキストを元に、さまざまな資料で補足しながら進めていただきました。季節の気に関連して日本人と中国人の気の感じ方についてお話しされました。自身の体験から日本人は太極拳をしているとわかるが、中国人は普段の生活動作の中に自然と気の動作が入っているようでわかりにくく、また気を特別なものと見なしていないようだと日本人と中国人における気の感じ方の違いについてお話をされました。

基礎講義

基礎講義2017年5月

基礎講義2017年5月

基礎講義は田口先生が担当しました。講義に入る前に興味深いお話をされました。やけどをしたときの手当をどうするかについて、今までやけどをしたらすぐ冷水などで冷やすことが常識とされていましたが、最近はやけどをしない程度のお湯につけるほうが痕も残らずきれいに治ることをお話しされました。そして例会当日の朝、手の甲にやけどをし赤く腫れたので、実際に試してみると痛みもすぐに引き、赤く腫れた痕もきれいになくなったと手を見せながらお話しをされました。
講義は新版漢方鍼医基礎講座を使い「腎・膀胱の生理と病理」をテキストに沿って進められました。

実技

実技風景(1)2017年5月

実技風景(1)2017年5月

実技風景(2)2017年5月

実技風景(2)2017年5月

聴講班2班、基礎班1班、研修班1班でそれぞれの班に応じて実技が進められました。研修班は4月に行われたパネルディスカッションを踏まえて検証しながら実技を行いました。

報告者:岸田美由紀

2017年4月の例会報告

日時 4月16日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240

研修時間  9時40分から16時55分まで

研修内容
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 総会
10:30  パネルディスカッション 「邪正論による治療」
発表:岸田先生、山森先生、二木先生
司会:小林先生
タイムキーパー:木下先生

12:30 昼食

13:15 パネルディスカッション 実技公開と質問会
15:15 休憩
15:25 小里方式
16:40 反省会
17:00 例会終了

17時より懇親会
今月は、総会から始まりました。
昨年度の事業報告、会計報告、今年度の事業報告、予算報告、役員選出と順に進み、特に問題等なく終わりました。

続いて本日のメインイベント”邪正論による治療”と題して3人のパネラーによるディスカッションを行いました。

パネルディスカッション「邪正論による治療」(1)司会

パネルディスカッション「邪正論による治療」(1)司会

各パネラーには2つの質問をそれぞれ答えてもらいながらレジメも用意して15分ずつ発表して頂きました。

2つの質問とは

1、気血津液論と邪論についての感想
2、診察方法と治療方法について(特に補寫の手法について、従来の治療と変わった点について)

の2点です。

まず岸田先生が発表されました。

パネルディスカッション「邪正論による治療」(2)発表者1

パネルディスカッション「邪正論による治療」(2)発表者1

1、の質問については特に分けて考えていない。”邪”については身体が整えば出ていくものであってハリで邪を抜いたり、精気を補う事は出来ない。経絡の虚実を整えることで邪が出て行くと考え治療していると発表されました。
2、については丹田の虚実、脈等によって衛気営気のそれぞれ補寫を使い分け、具体的な手法の説明をされました。

パネルディスカッション「邪正論による治療」(3)1班

パネルディスカッション「邪正論による治療」(3)1班

パネルディスカッション「邪正論による治療」(4)2班

パネルディスカッション「邪正論による治療」(4)2班

2番バッターは山森先生でした。

パネルディスカッション「邪正論による治療」(5)発表者2

パネルディスカッション「邪正論による治療」(5)発表者2

1、の質問については両者を適宜使い分けると良い。邪論で治療した方が早い場合ある
2、使い分けについては模索中だが、発症時期の浅いものについては邪論を考え、切診、問診、脈診等からどの臓腑経絡に入ったか、邪の種類の鑑別をし、ハリを皮膚から離して邪を抜く等独自に色々模索されている手法や治療法も含めて具体的な例を紹介をされました。

パネルディスカッション「邪正論による治療」(6)発表者・司会

パネルディスカッション「邪正論による治療」(6)発表者・司会

3番バッターは二木先生でした。

パネルディスカッション「邪正論による治療」(7)発表者3

パネルディスカッション「邪正論による治療」(7)発表者3

1,については治療の引き出しが多ければ良いという事で、適宜使い分けているとの事でした。
2、時邪を考えて井穴を軽擦、脈の変化から治療方法を選択している。

手法については漢方鍼の教科書どうりであること、また”邪専用鍼”を使ってのゾーン処置について説明をされました。

それぞれのパネラーに対してフロアーの方から質問タイムもあり、より理解も深まったと思います。

午後からはそれぞれの先生の実技公開と、質問の時間でした。

パネルディスカッション「邪正論による治療」(8)実技公開1

パネルディスカッション「邪正論による治療」(8)実技公開1

パネルディスカッション「邪正論による治療」(9)実技公開2

パネルディスカッション「邪正論による治療」(9)実技公開2

パネルディスカッション「邪正論による治療」(10)実技公開3

パネルディスカッション「邪正論による治療」(10)実技公開3

更に基礎班と研修班に分かれて実技も行いました。

実技風景小里方式(1)2017年4月

実技風景小里方式(1)2017年4月

実技風景小里方式(2)2017年4月

実技風景小里方式(2)2017年4月

実技風景小里方式(3)2017年4月

実技風景小里方式(3)2017年4月

今日のパネルディスカッションの内容も頭に入れながらの実技で色々と確認したり、試したり出来ましたので復習の意味でも良かったと思います。
今日の内容は非常に盛りだくさんで、いつもに増して内容の濃いものであったと思います。
その後懇親会でしたが、色々突っ込んだ話も出来て楽しい時間を過ごしました。

2017年3月の例会報告

挨拶(二木先生)
まずは時事感想に始まり、次いで近況報告として、にき鍼灸院では鍼灸師の助
手が確保できなかったことを述べ、最近の治験として、これまではあまり得意で
はなかった五十肩やテニス肘などの上肢の疾患がゾーン処置を加えることで治し
やすくなった旨を述べて挨拶を結びました。

素問輪読(10)  木下先生
霊蘭秘典論篇(08)
五臓六腑の働きを国家の官職に準えて述べており、わかりやすい篇でした。
六節藏象論篇(09)
古代の暦法を知らないと非常に難解な篇であり、講師が立ち往生する場面も
ありましたが、フロアの先生達から助けを得ながらどうにか講義を終えました。

素問輪読2017年3月

素問輪読2017年3月

臨床あれこれ
膝関節について(藤崎先生)
実父の治療体験をモデルとして、膝関節の疾患を整形外科的にどのように取り
扱うのかについてのわかりやすい発表でした。
耳疾患の症例報告(小林先生)
耳管開放症を邪論の肺病で、突発性難聴を邪論の肝病の剛柔でそれぞれ治療し
た症例を発表しました。病態把握や標治法など、参考になる点の多い発表でした。

臨床あれこれ(1)2017年3月

臨床あれこれ(1)2017年3月

臨床あれこれ(2)2017年3月

臨床あれこれ(2)2017年3月

実 技
今月は3班に分かれ、奇経治療、脈診習練、基本刺鍼、小里方式を研修しまし
た。

2017年2月の例会報告

日時 2月19日(第3日曜日)
会場 市民交流プラザ(小会議室1)
草津市野路一丁目15番5号フェリエ南草津5階
(JR琵琶湖線南草津駅東口徒歩2分程度)
電話:077-567-2355
研修時間  9時40分から16時55分まで

研修内容
9:40 出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(9) 「『素問』陰陽別論(07)」 進行 野間先生
10:50 休憩
11:00 基礎講義「第2章蔵象論 第6項 心包と三焦の生理と病理 1.心包の生理~3/心包と三焦に関する病理」発表:中川先生 司会:岸田先生

12:00 昼食

<研修班>13:00~16:40
13:00 奇経治療
13:30 三井コテ実技披露
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

朝の挨拶

朝の挨拶2017年2月

朝の挨拶2017年2月

朝の挨拶は二木先生でした。
まず、先月1月例会が大雪の為、急遽中止になった経緯の説明がありました。

昨年11月の治療室研修会で、野間先生の実技発表で使用された三井コテが使いやすく、二木鍼灸院でも さっそく取り入れて使っているとの事。

二木鍼灸院の患者さんは口コミで来られる方も多いが、「人気の鍼灸院」と聞いてこられた方がおられ、医療は技術の世界であって、人気や流行りで その後廃れるような分野ではないので、その表現は控えてもらいたいとの趣旨を患者さんに伝えた、と ご自身の見解を話されました。

素問輪読

素問輪読2017年2月

素問輪読2017年2月

✩『素問』陰陽別論(07)  進行: 野間先生
今回は、今でもごく一部で使われている人迎脈診の実技指導を交えながら読み進められる。
人迎脈診とは・・ 寸口脈が陰を示し、人迎脈が陽を表すとし、脈の太さを見るものである。
たいていの人は人迎の方が寸口より2~3倍の太さがある。
人迎と寸口の太さが同じくらいの場合は陽虚
人迎が寸口の3倍くらいある場合は陽実とされ、長寿脈でもある、と。
素問本文に戻り、難経の関係する経と照らし合わせながら、読み進められました。

基礎講義

基礎講義2017年2月

基礎講義2017年2月

☆基礎講義「第2章蔵象論 第6項 心包と三焦の生理と病理  発表:中川先生
「心包、三焦」は現代医学にはない概念であり、東洋医学独特の発想で説明の難しい所である為、
かみ砕いて、丁寧に解説されました。

<午後>

実技風景2017年2月(1)

実技風景2017年2月(1)

基礎講義2017年2月(2)

基礎講義2017年2月(2)

奇経治療の実技を3班に分かれて実施。
一通り終えた後、朝の挨拶で紹介された「三井コテ」の実演があり、メンバーがそれぞれ受け手と施術者を体験する。
その後、基礎班と研修班に分かれて、改めて小里方式の実技演習。

17時~
有志で集まって指導者研修会を行う。

報告者:木下ゆかり

2016年12月の例会報告

日時 12月18日(第3日曜日)
会場 草津市立まちづくりセンター(309号室)
電話番号077‐562‐9240
研修時間  9時40分から16時55分まで
研修内容

午前
9:40  出席者点呼・会務報告
10:00 素問輪読(8) 「『素問』陰陽離合論(06)」進行 岸田先生
10:50 休憩
11:00 臨床あれこれ 発表:中尾先生、山森先生 司会:岸田先生
12:00 昼食

<研修班>13:00~16:40
13:00 取穴(足厥陰肝経)
13:30 脈診修練
14:00 基本刺鍼
14:30 小里方式(前半)
15:30 休憩
15:40 小里方式(後半)
16:40 反省会
17:00 例会終了

朝の挨拶

朝の挨拶2016年12月

朝の挨拶2016年12月

朝の挨拶は小林先生でした。
始めに昨今の時事問題をお話をされた後、風邪を引かれた時の自己治療の話をされました。その中で私たち鍼灸師は何かおかしいと感じる感覚を磨く必要があることをお話しされました。

素問輪読

素問輪読2016年12月

素問輪読2016年12月

素問輪読は私、岸田が行いました。今回は『素問』陰陽別論(07)篇を担当しました。
この篇では、陰陽は考え方によっていくつにも分けられることを人体の陰陽や季節を例に出して説明されていました。特に人体の三陰三陽については扉を例にして関係性を示し説明されていました。また同じ古典でも解釈は人によって違うことを、意釈『素問』以外の本を使って読み比べました。

臨床あれこれ

臨床あれこれ(1)2016年12月

臨床あれこれ(1)2016年12月

臨床あれこれ(2)2016年12月

臨床あれこれ(2)2016年12月

30分ずつお二人の先生にお話をしていただきました。

1番目は中尾先生が発表されました。臨床をする際に役に立つ自然体、丹田の位置、呼吸法、体の安定などについて実技を交えながら話されました。はじめに自然体について、さまざまな考え方がある中から3つ紹介していただきました。1つめは膝を曲げて湧泉穴に重心をのせ、百会ー会陰-湧泉が同じ直線上にくる立ち方、2つめは1つめより膝の曲げ方は浅く足芯に重心をのせ、百会ー会陰―足芯が同じ直線上にくる立ち方、3つめは膝はまっすぐ伸ばしかかとに重心をのせ、百会ー会陰―かかとが同じ直線上にくる立ち方の3つです。
丹田の位置については、気海穴の奥にあり臍と命門穴と
会陰穴あるいは会陰穴の少し前を結んだ三角形の中にあり、腹式呼吸をすることで温かさを感じ実感することができると話されました。体の安定は丹田を意識してそこからいかりを地球の中心に降ろすようにして立つとよいと話されました。

2番目に山森先生が11月バルセロナのエスペラ・ディ・ハポネシア・シアツで2日間にわたり行なった漢方鍼セミナーについて話されました。お話しは資料として予め配信していただいた写真を見ながら会場となった学校や講義の様子、関係者について話されました。1日目は基調講義で「なぜてい鍼は効くのか」と題して、漢方はり治療をしている理由、効果を出すためには気血や経絡などの漢方理論が必要なことを説明し、その後、てい鍼による基礎技術で衛気・営気の手法の説明と実技、腹部を使った練習では手法の鑑別と三点セットについて説明、最後に脈診の練習をして1日目を終了しました。2日目ははじめに腹診、次にオーリングテストを使って経絡・経穴の実在を確認する実技、モデル治療をし最後に盛大な拍手を受けて2日目を終了しました。次の日は希望者のみ有料の治療を説明をしながら5人に行い日程を終了しました。最後にセミナーをした所感を話され終了しました。

実技

実技風景(1)2016年12月

実技風景(1)2016年12月

実技風景(2)2016年12月

実技風景(2)2016年12月

実技は聴講班、基礎班、研修班の3つにわかれ、各班のレベルごとに実技研修を行いました。

指導者研修会では、いつもの脉診の他に、二木先生が研究されているゾーン処置についての実技と説明がありました。

報告者:岸田美由紀