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「鍼灸師の夢を語れ」 司会:小林久志先生


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 滋賀漢方鍼医会としての平成22年度がいよいよ始まりました。まず新年度最初の取り組みとして今回はイツもと少し趣向を変えまして『鍼灸師の夢を語れ』をテーマに3人のフレッシュな先生方に登場していただいてお話しをして頂こうと思っています。


 現在日本では一昨年のリーマン・ショック以来、100年に一度という不況下にあります。失業者も多く、また就職難でもあります。政治も混迷している中で我々鍼灸師の置かれている立場も決して楽なものではないと想います。毎年鍼灸学校から5000〜6000という鍼灸師が新たに誕生しています。現在歯医者さんはコンビニの数を超えているとも言われていますが、やがて鍼灸の世界もそのようになっていくのではないかと想います。我々もそうした厳しい状況の中で生き残りをかけて日々生活を送っているわけですが、そうした厳しい状況だからこそあえて大いなる夢を持って進んで行きたいと思います。特にこれからの若い鍼灸師の先生方にはがんばって頂きたいですし、そのような想いも込めまして今日は3人の先生に大いに夢を語って頂きましょう。


 それでは、まずエントリーナンバー1番、佐野佑介先生です。
 佐野先生は、この春国家試験を合格されたばかりの文字通りフレッシュな先生です。では大いなる鍼灸師の夢を語って頂きましょう。では佐野先生、よろしくお願い致します。



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続きまして、次はエントリーナンバー2番、生内優里先生です。
生内先生は、鍼灸師になられて2年目の先生です。現在は二木鍼灸院で働いておられます。それでは、大いなる夢を語って頂きましょう。生内先生、よろしくお願い致します。


生内優里先生の発表を開く(別ウィンドウが立ち上がります。)



では続きまして最後になりましたが、エントリーナンバー3番、水戸尚子先生です。
水戸先生は、昨年ご結婚そして開業をされました。現在神奈川県で〈相模原一番堂水戸鍼灸院〉をご夫婦でがんばっておられます。新婚ほやほやの水戸先生にこれからの大いなる夢を語って頂きましょう。では水戸先生、よろしくお願い致します。


水戸尚子先生の発表を開く(別ウィンドウが立ち上がります。)



 皆さん、どうもありがとうございました。ただ今3人の先生に夢を語って頂きました。でもこの企画はいいと想いますね。これからも若い先生が入会してこられたら第2弾、第3弾と、やってみてもいいかなあと想って聴かせて頂きました。


 それで今ふと想ったんですが、現在にき鍼灸院で助手をされている方、助手を卒業された方、それでまた将来助手に入られる予定の方ということで、ここはもう二木先生にちょっと、全体としてコメントを頂きたいなあと想いますが、二木先生よろしくお願い致します。


二木清文先生の発表を開く(別ウィンドウが立ち上がります。)



 二木先生、どうもありがとうございました。
 今日は3人の若い先生に夢を語って頂きました。それで、これはもうお亡くなりになられた松下幸之助さんの話なんですが、あの松下電気、現パナソニックの創業者ですけれど。その松下幸之助さんが生前、ある青年に言われたことがあります。90歳を超えてからだと想うんですが…。幸之助さんの個人資産が4000億とも5000億とも言われていて、ある青年に対して「私の全財産を君にあげるから君のその若さを僕にくれ」と言ったというエピソードです。若さがあればお金も何もいらない。何にでも挑戦できる。それほど若さというものは何ものにも換えがたい宝物だということですね。


 それじゃあ、老いてしまった人間はダメなのか?ということですが、決してそうではないと想います。それでもう一つエピソードを言いますと、喜劇王と呼ばれたチャールズ・チャップリンの話です。チャップリンは沢山の映画作品を作っています。ある時インタビューをされて、「あなたの最高傑作は?」と尋ねられて、「NEXT1」と言ったという話です。次作る作品が私の最高傑作ですということです。この話から想うことですが、夢を持つということは決して老いてしまったからあきらめるものでもないし、老いたら夢がないということでもないと想います。勿論今しっかりと自分の足下に根を這って生きることは大事ですが、いくつになっても未来に目を向けて、夢を持って希望を持って、生きて行くことが大事なことだなあと想います。


 ということで、今日は3人の先生に大いなる夢を語って頂けたと想います。我々もとてもいい刺激になりました。では今日発表して頂いた3人の先生に拍手をもってお礼としたいと想います。本当に今日はありがとうございました。


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